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西洋松露と言うそうです

2023年11月02日

チョコレートでは無い方のトリュフのお話です。
西洋松露と言うそうですね。

今トリュフの香りの入ったパスタソースの開発をしているようです。
依頼品のようですので大々的に情報は出せないのですが…。
開発のお話が上がった際に開発担当のYさんが実際のトリュフを知らないとの事で、
社長がそれは良くないなぁ…と、ポケットマネーで!白トリュフを!!20g(子実体2個でした)購入して下さいました!!!

高級食材の事はよくわからないのですが白の方が香りが強くそして高価だとか…?
此方も10g1万円…つまりこの二つで2万円したとの事です。
そう、これは社長がポケットマネーで買った物なのです。
白は加熱すると香りが飛ぶ為生食向きだとか…黒は逆で加熱向きだそうです。
そんな違いがあるんですね…。
丁寧に優しく包んである紙を一枚剥がしただけでトリュフの匂いが拡がる!!凄い!

香りが飛ばないように洗うのも湿らせた清潔な布巾やペーパータオルで拭くという繊細さ。

「よし!トリュフ丼食べよう!!」

え?!社長なんですって?!!

わあ、これがテレビとかで見る事しかないスライスしたトリュフかぁ~!
これをホカホカご飯の上にメレンゲを乗せて卵黄を置いた上に花びらのように散らし…

トリュフ丼の完成です…写真のサイズで4杯出来ました。
つまり一杯が2500円以上するご飯です…ひぇ…
社長的にはもっと香りがすると思っていた様子で…思いの他香りが無いなぁとおっしゃっていましたが流石白トリュフ、食べた後口の中にトリュフが鎮座していたようです。

コンソメとか鶏ガラ溶いただけのスープに数カケ入れるだけで違うとの事でスープも。
試食後社長からの解説もありまして、トリュフその物は他のきのこ類と違って味という物は無いんですって。
松茸等も香りを楽しむきのこで味がある物ではないとかって聞きますよね。
で、このトリュフの香りというのが、スパイスの効いた所にやってきて初めて際立つ香りとの事。
トリュフ丼もお醤油や細粒の黒胡椒で頂きました。
菊りんも試食させて貰いました、棚から牡丹餅ならぬトリュフ!

で、肝心なパスタソースの話に戻るのですが、実は実際のトリュフを知る前に試作は行っておりました。
まあ使用できる原料としてはフレーバーやトリュフオイルを使用はするようなのですが。
香りが喧嘩しないように…とチーズ系統の原料を除けて試作したそうで、実際のトリュフを試食してみたら喧嘩しないのかも?と思わせる感じで…。
菊りん的には鶏卵とめちゃめちゃ合うのでは?!と思ったので、個人的な意見ではありますが卵系の原料入れないんですか?とYさんに話してみました。

棚から牡丹餅とはいえ見解を拡げるいい経験をしました。
開発がいい方向に進みますように。

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