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味見色々

2021年03月11日


何だかちょっと久しぶりな味見
紆余曲折中のクラムチャウダーからです
御依頼品なのですが先方のある程度の希望のように作るってとても大変なようです
菊りんの下手くそ写真でもよ~く見たら解るのですが、先ず色味が違うのですよ
どうしても殺菌にかけるとある程度褐変するんです
先方からのサンプルは白い…!
味も違うんです
ただレトルトって殺菌後もパウチの中で味が馴染んでゆくので一概に言えないんですが
サンプルは全体のバランスが良い美味しさでまろやかな乳成分の味がするんです
試作品の方はこれはこれで美味しいんですけど塩味と魚介のエキスの主張が強い微妙にアンバランスな
印象…あくまで菊りん個人の感想ですが(そして菊りんは味音痴!)
でも美味しいんですよ!馴染んだら大分印象が変わるのでは?と思ったり思わなかったり…

さてさて次です
コチラもサンプル品との比較味見です
出汁の旨味がドン!と出たカレーです!これはYさんの作った試作の方が美味し…
私は好きな味でした
サンプルの方はもう少し粘度があってちょっと粉っぽくて味の印象が薄かったんですよね
「こういう味のカレー作れますか?」というご依頼で作成しているのでOKが出るかは
なんとも言えないところではありますが一先ず先方には送るとの事です

そしてミートソース!これ!ミートはミートでもソイミートを使っているんです
ソイミートの扱いって難しいんです
以前ソイミートの扱い方実験をしたんですが(菊りん忘れていたんですが…)
どれだけ水戻しをして水分を切るのかで味が全く変わってしまう曲者
じゃあダシ戻ししたらいいんじゃないの?!と、前回の実験を忘れていた菊りんは安易な事を
言ってしまったんですよ、製造工程も楽だし
でも、一旦水戻しをしないとへんな臭みとえぐみが出るんです、ソイミート
難しい! 試作としては今回とても良かったみたいですので
どれだけ水戻しするのか、どれだけ水分を切るのかという基準探しになってきます
さて、製造になった時にこの工程をいかに効率よく尚且つ基準通りに行うのか
現場サイドがどれだけ意識出来るか…悩みはつきません

基準と意識と言えば今日菊りん担当部所の知らない部分を聞いてしまってもう
恥ずかしくてたまらなくなりました、実際に作業しているパートさんや研修生の皆もこれじゃかわいそうよ…
皆は皆で一生懸命なんでしょうがぶれてはいけない所がぶれたら…
長くなりますね、最近調子に乗って文章が長くなっているので気を付けます
菊りんの愚痴は要らないんだよ!

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